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リモートワークへの第一歩!お勧めの資格のLinux Essentialsについて
リモートワークをしたいならIT企業に務めるのが近道なのはもはや周知の通りです。
IT企業といってもプログラマーやネットワーク運用など様々な職種があります。
今回の記事ではIT未経験からサーバー関係の業務に従事する前に是非取っておきたい『Linux Essentials』について記事にしました。
リモートワークでサーバーを管理する
皆さんが利用するインターネットサービスのほとんどはサーバーに情報が置かれています。
下記の記事でも書いていますが、そのサーバーはデータセンターと呼ばれる場所に設置されています。
在宅ワークが可能!ネットワークエンジニアの第一歩とは
ちょっとした再起動やサーバーの状況確認のためにいちいちデータセンターに向かうのはコストの無駄です。
通常は社内からVPNを繋いでリモート接続してからサーバーを操作したり、状況を確認したりします。
何の知識もない状態でLinuxサーバーを扱うのは危険
サーバーにはWindowsサーバーとLinuxサーバーが存在します。
その中でもLinuxサーバーは何の予備知識もない状態で触るのは非常に危険です。
なぜならLinuxサーバーはコマンド入力でサーバーの操作を行うからです。
CUI:Character User Interfaceの略
文字によるユーザのインターフェイスのことです。
LinuxサーバーはCUIによる操作が求められることが多いです。
GUI:Graphical User Interfaceの略
グラフィカル、ビジュアルにユーザのインターフェイスのことです。
多くの方が利用されるWindows PCはマウスを利用してGUIのインターフェイスを使用しています。
Linux環境では、CUIでの操作が求められるため、コマンド操作ができることが求められます。
例えば、LSコマンドを用いて誰がファイルを所有していて、誰が実行できるかなど
コマンド一つとってみても見方や使い方などある程度勉強しなければなりません。
Linuxの勉強には『Linux Essentials』がオススメ
Linuxの勉強をするにも、目標が必要です。
Linuxの資格で有名なのはLPIC101/102です。
しかしLinuxを触ったことがない方がいきなりLPIC101/102の勉強を始めても本当に詰め込みでしか勉強ができません。
そこでLinuxを1から勉強できる『Linux Essentials』の取得を、初めて勉強される方にはオススメします。
Linux Essentialsの取得のメリットとは?
ここではLinux Essentialsを取得する際のメリットを説明します。
取得までにかかる時間が短い
LPICもLinux Essentialsも主な勉強方法としては『Ping-t』が挙げられます。
2022年6月18日の時点でPing-t上のLPICの問題数は以下の通りです。
・LPIC Lv1-101(Ver5.0) 720問
・LPIC Lv1-102(Ver5.0) 615問
合計:1,335問
それに対して、Linux Essentialsは382問です。
単純に計算しても3倍以上の労力がLPICにはかかります。
一般的には、LPICの取得にかかる時間が2か月くらいと言われているのに対して、Linux Essentialsの取得にかかる時間は1か月もあれば十分だと言われています。
それなら、Linux Essentialsを取得してから、LPICの勉強を始めたほうがスムーズに勉強を進められます。
なお、Linux Essentialsの問題はPing-tで無料で見れますが、LPICの102は有料(2か月で3,200円)です。取り掛かりやすいのもLinux Essentialsのメリットといえます。
受験料が安い
LPICは101と102の両方に合格して取得できます。
受験料は一つ15,000円、二つで30,000円かかります。決して安くはありません。
まだIT関連企業で就職していない場合は資格奨励金も出ないので未経験者がその金額を払うのは辛いです。
それに比べ、Linux Essentialsは10,000円です。
これならこれからIT企業の就職に向けてチャレンジしたい方でも払いやすいです。
値段について詳しくは下記の公式サイトを確認してください。
https://www.lpi.org/ja/exam-pricing
持ってないよりはマシ
ここまでLinux Essentialsのメリットを語りましたが、技術的に評価される資格ではありません。
Linux Essentialsはあくまでもより高位のLinuxに関係する認定コースまでの導入に過ぎません。
しかし、持ってないよりは持っていたほうが少なくともLinuxを触ったことがあるという証明にはなるため、Linuxサーバーを扱う会社への就職には何もないよりは有利になります。