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在宅ワークって簡単?始める上で気を付ける点とは



在宅ワークって楽しそうですよね!毎日電車や自転車を駆使してできるだけ安く、大していきたくもない会社に出勤することにもううんざり、そこで在宅ワークをはじめようという方は多いかと思います。




確かに在宅ワークを始めると、通勤にかかる時間は0秒。朝起きるとすぐ仕事に取り掛かるような環境かと思いますが、在宅ワークには気を付ける点が山ほどあります。




今回の記事では、在宅ワークをこれから始めようという方向けに何に気を付ければ良いのかを記事にしました。これを読んで少しでも在宅ワークで注意すべき点が分かれば幸いです。




仕事をする時間をきっかり決める。


在宅ワークにも様々な形態があり、会社に所属している方もいれば、フリーランスとして活動している方がいます。会社に所属している場合は、たとえ在宅ワークになったとしても朝8時や9時~17時、18時までと勤務時間が決まっています。




ではフリーランスの方は決まっていないのか?確かに契約書に盛り込んでいない限り好きな時間に仕事に従事して問題ないかと思います。しかし、見落としがちなのは依頼主の活動時間です。依頼主は会社で働いているケースもあり、その方の通勤時間が8時であればできるだけその時間に合わせて仕事を行ったほうがコミュニケーションが取りやすくスムーズに仕事ができます。




例えば仕事中に疑問点が出てきたとして、その仕事をやっている時間が夜の2AMだったとしましょう。その時間帯に依頼主が起きているとは限りません。依頼主が目を覚ます頃にはまだ自分は寝ているかもしれません。このように依頼主との生活習慣が違う場合、直接コミュニケーションが取りづらくなってしまいます。




そこで仕事をする時間をきっかり決めて、依頼主と自分が会話をできる共通の時間を決めておくことが大切です。例えば、「12時から20時まで仕事をします」と自分の仕事の時間を決めて依頼主に伝えていれば、その時間なら直接話ができることが分かるので依頼主の立場になってみてもコミュニケーションが取りやすくなるでしょう。




また、仕事のメリハリをつける意味でも仕事の時間を決めましょう。在宅ワーク中は見たいドラマややりたいゲームなど魅力的なものが山ほどあり、人によっては仕事に集中できません。そこできっかり仕事の時間を作り、依頼主ともその共通認識を得ることで、適度な緊張感が生まれ、作業効率が上がります。





納期に気を付ける


在宅ワークであれ、なんであれお金をもらうのであればプロとして働かなければなりません。プロならば納期を守ることは当たり前のことです。




会社勤めでも同じですが、在宅ワークは特に相手との信頼関係があって初めてうまくいきます。




「あの方なら仕事を任せられる」、「納期以内に必ず入れてくれる」そう思われる方に自然と仕事が集まってくるものです。




納期に遅れるようなことがあれば、その場は凌げても後の仕事はもらえなくなる可能性があります。




在宅ワークでできる仕事の中には誰にでもできる仕事もあり、少しでも品質のよいサービスを展開できる人が他に見つかれば、簡単に取って代えられてしまいます。




「Aさんはしっかり納期中に納入してくれた」
「Bさんは3回中1回は納期遅れがある」


これではAさんに仕事が行ってしまうのは当たり前のことです。


しかし、思うように業務が進まず、納期に遅れてしまいそうなときもありますよね。


ロボットではないので、体調や集中力の問題で思うように仕事が進まず1時間か2時間くらい遅れてしまうこともあるかと思います。




そういう時は納期の時間になる数日前にその旨を依頼主に伝えましょう。
依頼主にも上司や、お客様がいる可能性があり、お願いされた仕事が遅れれば依頼主の仕事も遅れてしまいます。


納期当日になってそのことを伝えられては依頼主はもうどうしようもありません。




事前にわかっていれば依頼主もいくつか対応が取れます。


例えば依頼主の上司やお客様に先に謝罪しておくことが可能です。
小さなことに思えるかもしれませんが非常に大事なビジネスマナーです。


在宅ワークとは言え、自分の依頼主のことを第一に考えて仕事を行いましょう。





守秘義務の遵守を徹底すること。


企業側の視点で見ると、在宅ワークのデメリットの一つが情報漏洩のリスクです。


業務中に依頼主より入手した企業秘密や、資料等は例え家族であっても絶対に漏らしてはなりません。




社内とは違い、家庭ではセキュリティが非常に脆弱で、デスクトップを開けっ放しにしてデスクに置いておくと簡単に第3者に見られてしまいます。



情報の取り扱いは、納期を守ること以上に信用に関わってきます。
なぜならその情報が実は依頼主のお客様から受け取った情報かもしれません。

基本的に依頼主が上に行けば行くほど会社の規模は大きくなってきます。

場合によっては貴方の責任ではカバーできないほどの問題になることもあるので、万が一の情報漏洩も起こらないように対策しておきましょう。




終わりに:
今回は在宅ワークで特に気を付けることをいくつか説明しましたがいかがでしたでしょうか。
今回挙げた在宅ワークで気を付ける点は勤務時間を決める、守秘義務に気を付けるといったで、一般的な企業の中では当たり前のことなのですが、在宅となった瞬間蔑ろにされがちなルールです。在宅だからと言って守らなくていいわけではありません。金をもらっている限り自分がその道のプロである自覚を忘れてはなりません。