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在宅ワークには適性が必要?在宅ワークに向いている人の特徴とは?



新型コロナウイルスの影響により在宅ワークが増えました。

在宅ワークは一見すると「出勤不要で家族と過ごせる時間が増える」、「誰かに監視されずに仕事ができる」、「自分が任された仕事に集中できる環境が与えられる」と魅力的です。

しかし、在宅ワークには向かない人達もいます。

今回の記事では、在宅ワークに従事する上で、適性をいくつか紹介します。

現在、在宅ワークをされている方は自分の毎日の業務の反省に役立ててください。


在宅ワークの適性①「ルーティン化」ができるか?

第一に挙げられる在宅ワークの適性とは、業務の『ルーティン化』ができるかどうかにあります。

在宅ワーク中は監督責任者が周りにはいません。

本を読んだり、音楽を掛けたりしようと思えば何でもできます。

誰にも監視されず、誘惑が多い環境下で、決まった時間にPCを開き、メールを一通り確認し、自分がやるべきことを納期までにこなす必要があります。



ある程度自分を律することができる人でなければ在宅ワークは難しいです。

在宅ワークの管理者の立場になって考えてみてください。

8時から仕事を始めるべきところを勝手に10時から始めたり、自分がやるべきことを後回しにしたりする在宅勤務者を信用できますか。



管理者は在宅ワークを導入すると、むしろ現場で一緒に働いていた頃よりシビアに現場を管理します。

例えばA、B、Cの3名のスタッフに同様のタスクを依頼するとします。

会社であれば同様に1時間で終わる業務が、在宅ワークになると昼までかかってしまった。

これでは業務開始時間が遅れているか、勤務途中に業務とは関係のない何かをしているかと疑われてしまいます。

業務のルーティン化が出来ていればこのような問題は発生しません。

周りの環境に惑わされず仕事に集中できる人は在宅ワークの適性があると言えます。



在宅ワークの適性②「自発的に業務改善」ができるか?

通常勤務から在宅ワークに変わって最初からスムーズに適応できる人は珍しいです。

在宅ワークでは、VPNへ繋いだり、IP Phoneを使用したり、SlackやZoomでコミュニケーションを取ったりと通常勤務ではあまり必要としなかったツールを多々使用することがあります。

新しいツールは最初は皆同じように使い慣れていません。

しかし、自発的に改善することで使いこなせるようになっていきます。


例えば、よく使うウェブツールはBookmarkへ入れたり、Slackのショートカットキーを覚えたり、作業の改善を自分で行える方は在宅ワークに向いているでしょう。

なぜなら仕事とは、在宅ワークに関わらず、いかにタスクにかかる時間を圧縮できるかが重要だからです。


普段1時間かかるところを30分で終わらせられるようなれば、短縮された30分間で新たに生産活動ができます。

在宅ワークを開始して1年たっても全く改善ができない方は自分で業務を改善する能力が低く、在宅ワークには向いている人材とは言えません。


もちろん、在宅ワークを導入するにあたり、ある程度は会社もマニュアルなど準備します。

しかし、マニュアル作成にも限界はあり、ショートカットキーまでをSOPに入れる会社は稀でしょう。



〇在宅ワーク中の業務を簡単に改善できる方法

もし業務改善をしたければ簡単にできることがいくつかあります。

ー在宅ワークの環境を整える

仕事中の誘惑を断ち切るためにまず部屋を掃除してください。


漫画やDVDのような業務に関係がないものは、段ボールに詰めて目に映らないところに置いたり、LINEやSNSの通知はオフにしてできるだけ外部から入ってくる情報を遮断する。


こういった地道な業務環境の改善は費用もかからず、誰でも今すぐできます。

タイピングスピードを上げる

タイピングスピードを改善させると仕事のスピードが上がります。

在宅ワーク中はチャットを通じてコミュニケーションを取ることが多く、タイピングが早ければその分時間が生まれます。


下記、タイピングスピードを上げるためのヒントを記事にしております。

これがないと在宅ワークは不利!?ブラインドタッチの基本

終わりに

今回は在宅ワークに必要な適性について記事にしましたがいかがでしたでしょうか。

もちろん、企業側もテレワークの環境を上手く作ってあげる必要があります。

詳しくは以下の記事でテレワーク中の評価方法や、改善、PDCAについて説明しています。

在宅ワークの導入の参考にしてください。

テレワークの導入ってどうやるの?改善に役立つPDCAについて

在宅ワークは向いている人もいれば向いてない人もいます。

向いてない人には、何も無理に完全な在宅ワークの環境を作らず会社に出勤してもらうか、コワーキングスペースなどをうまく活用して環境を作ってあげたほうがよいでしょう。