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在宅ワークとしてライターをする上で役に立つ資格とは?
「在宅ワークでライターとして稼ぎたい!」
「どうせ稼げるなら単価の良い仕事をしたい」
こういった声をよく聞きます。
では、どうやって単価の高いライターとして採用されるのでしょうか。
しっかりしたポートフォリオの準備は前提として、資格があると一つの武器になるかもしれません。
今回の記事では在宅ワークでライターをやる上で役に立つ資格の紹介をします。
■在宅でライターをやるのに資格は必要か?
まず前提として、ライターの仕事自体に資格は必要ありません。
資格がなくても応募はできます。詳しくは以下の記事が参考にすればどうやってライターの仕事が見つかるか分かります。
主婦・ママには在宅ワークはライターがおススメ!ただ、いきなりライターを始めるのであれば人によっては文字単価0.5円といった案件から実績を積むこともあります。
記事作成後、編集者によって手直しが行われ、その記事は納品されます。
しかし、その手直しにどれだけ時間がかかるかは単価に影響します。
変な日本語の癖のあるライターを雇ってしまった場合、余りに手直しに時間がかかり、下手したら依頼人自身で書いたほうが速い時もあります。
そういった日本語の『癖』は自分で勉強するか誰かに指摘されない限り直すことは難しいです。
ライターを始める前に一度日本語に関連する資格の勉強をしてみると、自分の文章を見直すきっかけになるでしょう。
■ライターにオススメの資格
適切な文章を書けることが分かる資格は、採用時に有利に話を進められます。
実際に資格を詳しくみてみましょう。
〇Webライティング能力検定
一般社団法人日本WEBライティング協会が2012年から開催しているWebライティングの資格試験です。
以下のような、Webライティングを始めるのに必要な基礎知識が問われます。
初心者が本資格の勉強を通じて何から学べばいいのかよく分かるようになるでしょう。
・国語能力
・ライティングスキル
・コピーライティング
・SEO
・倫理、法律など炎上対策
・Webライティングに関するミニ論文(200~300文字)
検定級は点数によって振り分けられるシステムです。
・1級・・・80~88点
・2級・・・70~79点
・3級・・・53~69点
・53点以下 資格なし
年に3回実施され、全国17か所で開催されています。
費用は13.500円(税込)
※中高生、大学生、短大生は50%割引の6.750円(税込)で受検できます。
〇日本語検定1級
特定非営利活動法人日本語検定委員会が主宰する、日本語の知識と運用能力を測る検定です。
試験は6月と11月頃に行われています。受検者は年間およそ10万人。
1級は、合格率が1~9%とかなりの難関です。
受験時の得点率により認定されます。
試験時間 1~3級 60分 4~7級 50分
試験会場 47都道府県・80以上の都市にて実施されています。
受験料 1級 6.300円
2級 5.300円
3級 3.800円
4級 2.500円
5~7級 1.800円(税込)
1級は、漢字もかなり難しく、漢検準1級レベルが出題されるため、この対策も重要です。有資格者を優遇する企業も増加傾向にあり、今後も注目すべき資格となります。
〇不動産、金融、法律などに関する専門家の資格
ライターとして活動していく上で専門家であることは高い単価の案件を受注できることが多いです。
例えば、宅地建物取引主任者(宅建士)は宅地建物取引業法に基づき、定められている国家資格のことです。数ある国家資格の中ではまだ簡単だと言われますが、それでも合格率は20%もありません。
しかし、インターネットで探すと宅建士の資格保有者限定のライター案件があり、単価が1文字2円以上と単価が高めです。
もし既に宅建士の資格を持っている方で時間を持て余している方がいるのであれば是非ライターをやってみてはいかがでしょうか。
<宅建試験詳細>1国土交通省が認定している資格です。
毎年、10月か12月に1回実施
受験料 7.000円、資格登録手数料 3.700円
宅建士証交付申請手数料 4.500円
他にも日商簿記や、ファイナンシャルプランナーなどの持っていればその道の専門家として認められる資格はあり、持っていれば単価の高い案件を受注できます。
終わりに
今回は在宅でライターをする上で役に立つ資格を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
直接単価に結びつくのは専門的な資格のほうが多いです。
しかし、Webライティング能力検定や日本語検定はライターをやる上で基礎的な日本語能力を養うことができます。
資格の勉強の過程で自分ではなかなか気づけない間違った日本語にも気付けるようになるかもしれません。